日常/心

プロセスと結果

少し前に読んだ佐々木かをりさんの『必ず結果を出す人の伝える技術 (PHPビジネス新書)』で、印象に残っていた言葉があります。それは、佐々木かをりさんは、『継続中』のものはあっても、『挫折』『失敗』の箱に入れたものはないというもの。

強がりで言っているのではないことは本を読めば解るし、でもそうすると、ずっとそのことを引きずってしまうのではないか…と、ここのところずっと考えていました。

そして、昨日。ふと腑に落ちたこと。ツイッターでは呟いたので読んだ人もいるかもしれませんが…。

たとえば、Aという場所に行きたい場合。目の前に見えているから、このまま歩いて行けば、1時間以内につくだろうと思っていたら、30分歩いたところで目の前が行き止まりになってしまったとして。そこで、先はないと諦めたら「失敗」だけれども、左右のどちらかの道に行ったら、また行く道があるかもしれない。その結果、真っ直ぐ歩いて1時間以内にたどり着けるだろうという希望は失われるけれど、他の道へ進んだ結果、すぐにでなくとも…、たとえば今いる場所からは船も橋もない孤島だとわかったとしても、他の場所へ移動したときには船も橋もあるかもしれない。
あるいは、その孤島にしかないと思っていたものと別の場所で出会えたり、その孤島から出てこないと思っていた人と、別の場所で会えるかもしれない。

「今はその時期じゃなかったんだね」と思えば、「失敗」じゃないし「プロセス」でしかない。
そして、同時に「そのことだけ」に引きずられずにも済むのだなと。

そう考えたら、かなり楽になりました。

今はなんというか、かつての自分とこれからの自分の過渡期なんですよね
過ぎたことは過ぎたこととして、楽しく前に進もうとしている自分と、ある結果にこだわって「なんで」って泣き続けてる自分がいるというか。
ただ、その「なんで」には以前ほどにはどっぷりつかれない。どっぷりつかってみても、その「なんで」につかることに、違和感を感じるようになってしまったので。

その違和感こそが、「結果」なのか「プロセス」なのかの感じ方の変化だったのだなと今さら気がつきました。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 NORLAのサポートを受けてノルウェー語の詩を翻訳したことがあり(本にはなっていません)、そこからお勉強会などがあれば参加させて貰っています。 ノルウェー語は2011年から、ドイツ語は2023年からスタート。

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