日常/心

「女性の活躍推進」のメッキ

去年から今年にかけてって、メッキが剥がれる事件が多いなーと思っていたのですが、去年はどちらかというと「なりきり」バレ。
今年は「女性を助けるのにかこつけていたメッキ」が剥がれてますね。

去年の小保方さんのは、何が正しいのかは解らないので何が正しいとは言えませんが、あれほど報道の仕方が気持ち悪いものはありませんでした。
「凄い研究者だけど、割烹着着てて、それでいてファンシーグッズに囲まれてる母性本能の強い女性」を前面に、「リケジョ=僕らのお母さん」みたいな押し出しっていうんですかね、それで男性の感じるコンプレックスみたいなのを誤魔化しているように見えてすごく気持ち悪かったのです。
(小保方さんのスタイルが気持ち悪いのではありません。小保方さんのスタイルをリケジョスタイルとして女子力ばかり前面に出す報道が気持ち悪いんです)

まあ、で、あの細胞がないかもという話になったときの手の平返しっぷり。やっぱり男性研究者じゃない人が目立つことをすると、叩きたかったのねという意味で、「メッキが剥がれ」ました。
そして、今年一番大きな剥がれたメッキは、某政党の「女性活躍推進」だと思いますね。

女性が活躍する社会を!女性の管理職を増やそう!! ⇒ 「はい、都知事選出ます!」 ⇒ 俺らに断りなくでるとかマジありえないしー(今ここ)

活躍推進するなら、推薦してあげればいいでしょ?
なのに、推薦しないのは言っていることとやってることが裏腹ですよね。

かつて田中真紀子がんが、「活躍しろといいながら、スカートの裾を踏んでるのが当の本人だった」と言っていましたが、まさにそれ。

そして、最近、見た記事でよくぞ記事にしてくれたというのがこれ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00010008-nishinp-soci

先進国で最も『働きバチ』なのは日本のワーキングマザー

よくぞ言ってくれましたという感じ。特に、

「政府目標は女性超人化」

というくだり
子供を生むのも女性、働くのも女性、それで旦那は…? 
勿論、ワーキングマザーにも色々なパターンがあるけれど、フルタイムで働いて家事もやって、子供の勉強もみてとか、肝っ玉母さんじゃないとやってられないんですが。
でもあれだよね、そうなってくると「おばさん化」してるとかいうんだよね?

全く…女性が働けば税収があがって、女性が生めば少子化が?ばっかじゃないの。

ハッキリ言って、結婚生活を身近で見ている人ほど、したくなくなるようですよ。私の周り調べですが。
まあ、都知事選で「はーい」と手を上げてる人を無視しまくる時点で、「そういう政党」なのはわかりきってるんですが、それでも
街頭インタビューとかで消費税のことを聞かれると未だに、「でもそしたら子供に予算が」っていう人がいるのに驚きです。
自民が政権とってから、高校の無償化は撤回されてるんですよ、消費税あがったけど。
お年寄りに一人あたりいくらばらまくけど、子供の予算は減らされてるってことでしょ。消費税増えてるけど。

女性の初任給平均は昔よりは増えてるけど、

厚生労働省の統計によると、平成9年(1997年)の大卒女性の初任給平均は18万6000円、男性19万3000円。
この時の消費税率は5%。自販機のジュースが110円で買えた。

そして現在はというと、大卒女性平均19万7200円、男性20万2900円。どうみても1.6倍になってない。(話とはずれるけど今の女性の初任給平均が約20年前の男性とほぼ同じかと思うとそれはそれで腹が立つ。差がありすぎるという意味で)

10年前の男性の初任給と今の女性の初任給って4000円しか変わらないんですよ?
消費税増えてるし、収める年金額も増えてるけどね!

しかも、憲法24条を変えられたら、あれですか。戦前に逆戻りじゃないですか。個人の尊重じゃなくて家族の尊重って。
参考:http://politas.jp/features/10/article/499

まさかまた、男性が家長だからというんではないでしょうね、と言いたくなります。

ああ、いけない。怒りのあまり若干脱線しました。
でも、毎日ニュースみては腹が立つんですよね。

育休とって妻のサポートする国会議員=不倫
芸能界引退して妻の介護のサポートをしますといった芸能人=不倫・麻薬

とかね。「女性の活躍をサポートします」と言っている人が足をひっぱるのって、本当になんなんでしょうか。
活躍されると自分の無能っぷりが明らかになるからでしょうか。

最近は女性に対する酷い事件(安倍政権への不満を女性議員にぶつけるとかも含め)も増えている気がしますし、一度、根本から教育や制度を見直すべきじゃないでしょうかね。そんなに家族を大事だというのなら、保護者会だって、ノルウェーも、先日聞いたフランスも、終業後(夕方)ですよ。
14:30からダラダラと「いつおわるかわかりません」な状態でやったりしませんよ。
学校のシステムが「女性はお家にいて、いつでも子供のために駆け付けてあたり前」だから、継続して働くのが難しいとか、もう20年前には言われていたのに、未だに何も変わってないですしね。

ホントの意味で、活躍できる社会になるといいですよね…つくづく。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 NORLAのサポートを受けてノルウェー語の詩を翻訳したことがあり(本にはなっていません)、そこからお勉強会などがあれば参加させて貰っています。 ノルウェー語は2011年から、ドイツ語は2023年からスタート。

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