テレビ:作り手の意識って…
NetflixのCM. NetflixのCMに出るのが複雑な気持ちだという明石家さんま。
そんな彼に、「Netflixの魅力は、放送コードが緩いことか」と聞くNetflix側。
さんまはそれは関係ないと否定していますが…。
Netflix側のこの、「放送コードが緩いことが魅力か」という質問。
地上波でよく、とんねるずやダウンタウンが愚痴ってることですよね。
曰く、昔みたいに自由な番組が作れなくなったとか、何か言うにも気を遣うとか。
もしかして、作り手って本気で「放送コードがキツくなったから、視聴者が離れた」と思ってるのでしょうか。
私は、テレビ離れの最大の原因は、番組が進化しないからだと思います。
タレントは日々変わっていくけど、20ー30年前にヒットした形をひたすらうけいれて、それ以上のことをしないというか。
たまたま、昨日、ノルウェーのTV2という局とNRKという国営放送で、どちらの秋の新番組が視聴者を獲得したかという記事をみていたら、『勝ったのは、「既存のシリーズで審査員を変えたTheVoice (TV2)」だけれど、NRKは新しい形を常に模索しているから、最初は負けても構わないんだ」というようなことがかいてあり、ちょっとなるほどーと思いました。人気番組は確実に数字取れても、新しいコンテンツを開拓できる力がなければ、すがるほかなくなって最終的にはダメですもんね。
そうはいっても、TV2のシリーズだってここ数年の人気シリーズという感じですけどね。
動画で、さんまは「制約があるからつまらないという芸人もいるけど、俺は制約がある中で面白いことをやりたい」と言っています。
素晴らしいです。
でもねー、内輪受けのネタ、宴会芸みたいなお笑いや印象的なフレーズだけで笑わせるお笑いの何が楽しいんでしょう。あとは女優さんが綺麗なら持ち上げて持ち上げて自虐して笑わせて(綺麗な女優さんに振られちゃったボク系)、綺麗な女優さんの他にお笑いの女性がいたら、「見習えよー」っていうセクハラネタで笑いが取れると思っているような番組ばかり。
ホントにそれ面白いと本気で思ってるのでしょうか。
もしかして、最近のネットCMの炎上も、もしかして「放送コードがないところで好き勝手にやったら笑ってもらえる、うけいれられる」って作り手が勘違いしているからこそなのでしょうか。
「嫌よ嫌よも好きのうち」なんていうのは、自分の不甲斐なさを「冗談」で済ませてごめんなさいが出来ない人の使いそうな言い訳でしかないですよね。
こういので笑えるっていう変な情報発信してるから、不愉快に感じる人ははみなくなるし、それで笑える低年齢層が、コンビニのアイスケースで寝転がる様をツイッターに載せたりするんじゃないかなと思うんですが。
Netflix側もどういう意図があって「放送コード」を持ち出したのか知らないけど、もし、Netfilxの作り手側が「だから面白いんですよ」と言いたいのなら、いずれは今の民放と変わらない未来が待っている気がします。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。


