仕事に失恋していたんだなあと気づく
先日、娘の保護者会で他の保護者の方と話をしていたところ、「社会人になってからのが勉強をしている」という言葉に考えさせられました。そういえば、私も以前は仕事関係の本ばかり購入して読んでいたのに、いつから読まなくなったんだろう…。よくよく考えてみれば、ノルウェー語の勉強をしているのは否定しないけど、仕事関連の勉強ってIPAの試験直前以外してないよねと。
それで、体調が悪くて仕事休んでいた(1日半くらい)こともあって考えてみたら、最後に仕事関係をがっつり勉強したのって、息子(長男・18歳)の育児休業中と復帰直後だったなーと。当時、私は開発に戻るつもりで育児休業中、JSPやPerl,Rubyなどのコードを書いて実行してみたり、CMSっぽいものを自分で作ったりしてたんですよね。しかし、育児休業明けの仕事は開発ではなく、いわゆるコストスタッフ系。
別に挫折というほどではないけれど、これでまず、心が折れました。自分としては与えられた職務から学べばいいと思っているのでやってはいたけれど、二人目の妊娠でまた開発に戻ることが遠のいて。今に至ると。マニュアルライティングに活路を見出したりもしましたが、「言うほど上手くかけるわけじゃないよね」(別にマニュアルをやりたい・勉強していると言っただけで、完璧だとは言っていない)とか、そういった心折れる発言が繰り返されることによって、「何を言っても、君には無理という癖に今更何を目指せというの」というところに辿り着いてしまったことで、勉強しなくなったことに気づきました。
勿論、これは言い訳にしかならないのだけれど、言いたいことは環境が悪かったとか、そういうことではなくて、自分の今たりないことを考えると、仕事を始めたときの「プログラム作りたい」「テレビ電話のシステムをやりたい」という情熱は、育休からの復帰と同時に折られつづけて、もう、仕事そのものが失恋相手というか(笑)、復縁するのも面倒というか、そういう感じになっていたんだなーと。
まあ、でもだからといって、自分のキャリアを一部の心ない人の発言によって断念するのは、やはりおかしいわけで。改めて、何か考えてみようかなと思い始めました。とりあえずHTML5の勉強から始めようかな、Webページはある意味、一番長く続けてる趣味の一つですしね。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。