『Life Life Life』の感想をノルウェー語で作文したら、見えてきたこと
先週のノルウェー語レッスンで、『Life Life Life』の感想をノルウェー語で書いてみたら、なかなかに大変なことになりました。勿論、上記でリンクした内容をすべて書いたわけではなく、概要のみ。まず、三幕から成り立っていること、それぞれの幕が基本は同じシチュエーションを描いていること、でも、それぞれがちょっとずつ違っていて、第一幕と第三幕では全然違ったものになっていること。同じシーンを三度繰り返すからこそ、俳優が下手だったりしたら非常に退屈なものになったであろうことなど。
全部同じシチュエーションでちょっとずつ違うというのをノルウェー語で説明するのがまず大変で、次にストーリーを説明してみてと言われて、会話で説明したのがこれがまた大変でした。まず、稲垣吾郎演じるアンリ。彼は研究者だけど第一幕・第二幕では非常に繊細でかつネガティブ。これはまあ、言えました。しかし、ともさかりえ演じるソフィの性格を形容する言葉が浮かばないし、私からみて、彼女が感じているようにみえる第一幕の、「夫を愛していて守ってあげたいと思っているけど、結婚は後悔している部分もある」というのが説明しにくい。そして第二幕の「夫のことはまあ好きだけど、いい人すぎて物足りなさそう」とか第三幕の「隙だらけ」というのも言いにくい。難しい!文章で前もって書いておけばまだなんとかなるとしても、その場で説明するのは非常に難しい。
ユベールがパワハラな雰囲気なのは言えても、それに第二幕のソフィが惹かれているというのもどう表現していいかわからない。もう、頭が真っ白に。
物語を説明するのがこんなに難しいとは思いませんでした。「頭が真っ白になっても、兎に角言い換えることを考えて」と言われたものの、なにせ、言い換えることばが浮かばない状態でした。以前作文したり会話した中で、amazonのアカウントに自分のgmailのメアドを間違えて使われている時の話などは、確かに難しかったけどさほど困らなかったんですよ。でも、感情の動きを説明するというのは、ここまで難しいのかと。先生からは「次もストーリーを含んだようなものについての作文を書いてこようか」と言われました。僕で練習してくれたらいいのだからと。
しっかり復習して、次のレッスンではストーリーの説明もできるようにしていきたいと思います。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。