「ミーニングノート」が出来なかった理由とその後の「バレット・ジャーナル」
一つ前のブログ記事に、
あと、「ミーニングノート」というのを知ったので、やってみました。こちらは、自分には向いていませんでした。この件については、別の記事で書きます。
と、書きました。なぜ、向いていなかったかと、やるといっていた「バレットジャーナルはどうしたか」について書きたいと思います。
一番の理由は「3つ選べないから」です。ミーニングノートでは、「3」がキーワードです。一日につき、3つのチャンスを手帳に書き、その中から3つのチャンスを週で選び、更に月で選ぶ。(詳細は省きます。興味のある人は検索するかこちらの本でどうぞ)
キーは、この「3つのチャンス」です。本によると、4つや5つ選んではいけないとなっています。更に、かならず毎日3つ選ぶことともなっています。月曜日はゼロ個、火曜日は4つ、水曜日は5つで平均したら3みたいなのはダメなようです。もちろん、ゼロと思えるような日でも3つ見出すことに価値があるのでしょうし、5つあるうちの厳選された3つにも価値があるのはわかります。でも、無理矢理絞り出した3つと、厳選された3つがあるとしたら、厳選されなかった2つが無理矢理絞り出した3つより劣るとは到底思えなかったのです。
また、3つを書き出す・かつ、5つになってはいけないと言われると、どうしても、後回しになりがちになりました。これよりいいことあるかもしれないし…、これよりチャンスにふさわしいことがあるかもしれないし…というような感じです。それを続けると結局、書くのを忘れます。では、一日の間のメモの中で厳選された3つに○していくのならいいのかというと、まあ、忘れるよりは良いけど、やっぱり絞り出した3つと、捨て置くチャンスへのモヤモヤが残ってしまったのでした。これが私が向かなかった理由です。だいたい、仕事と家のことと、それから趣味関連での色々と…で、反省点をチャンスにするにせよ、嬉しかったことからチャンスを見出すにせよ、覚えて起きたいことが多いんですよ。逆に、全部上手くいかないときは、手帳なんて書いている状況じゃないほど落ち込みますしね。そんなわけで、私には向いてなかったようです。
バレット・ジャーナルはどうなったか
そして、継続してやっていたバレット・ジャーナルですが、これは「もどき」です。厳密にインデックスして、他の手帳に分けて…みたいな形だと、あっという間に手帳だらけになってしまうのと、仕事関係では、自宅に持ち込みたくないというのもありました。これは、コロナ禍の影響で、取捨が週一になったことにも依ります。仕事のアイディアをインデックス化して、手帳に入れてToDo管理するのはやりやすかったですが、コロナ禍で、それを家に持ち帰るとなると話は別です。ToDoとかアイディアの走り書きレベルのものならまだしも、形となっているものを持ち出すのは、私は躊躇しました。
では、現在はどうしているかというと、テレワークで使用しているTeamsのPlannerにアイディアは全て書き出し、その中でToDoを作成、管理しています。これによって、上司からもどんな仕事に取り組んでいるかわかるからです。ある意味、インデックス化したものを公開しているという感じでしょうか。
他は、あまり厳密にはやっていなくて、デイリーもウイークリーもおざなりの時もありますが、その場合、体調が悪かったり自分に余裕がない状態だったりするので、その目安にはなっていると思います。現在は、ハビットトラッカーでの目標のためのToDo管理、目標ページ、マンスリーページとウイークリー見開き(時間の入れられるタイプ)に加え、ラインページに日付を入れてのデイリーページという感じで、バレット・ジャーナルの中から自分にあった形にしています。一つ感じたのは、手帳を沢山わけるのは、忙しい時には難しいと言うことです。以前読んだ佐々木かをりさんのスケジュール管理の方法で、子供の予定と自分の仕事の予定を別の手帳にすると失敗するというのがあり、実感していたのですが、同じ事が言えます。人には向き不向きがあるので、整理整頓が得意な人は良いでしょうが、私のように整理整頓が得意でないタイプだと、増えすぎると(手帳あるいはファイリング自体が)どこにいったかわからなくなるからです。まとめると今やっているのはこんな感じ。 不器用なので、自分で線引いたりなんだりするのではなく、既にあるリフィルを利用してやっています。結果、全部Marksのリフィルになっていますが…。
そういえば、先日、私と同じように佐々木かをりさんの本に感銘を受けて、時間管理の参考にしている人がいました。私が読んだのは「自分を予約する」もそうですが、「ミリオネーゼの手帳術」が先だった気がします。「用途で手帳をわけない」「用途で色分けしたくなるけど、その色がないとあとで書こうと思って忘れるから色分けもしない」というのが自分には目から鱗でした。確かにそのとおりで、当時色分けして書いていて、よく失敗していたのでした。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。