日常/心

ことば選び

先日購入した「Hustavle」を訳しながら聞いてるわけですが、その最初の曲に「Ny Nåde」という曲があります。
「Nåde」って何かってしらべると、Googleの画像検索では神様への祈りみたいな画像だったり、心の温かさを象徴してそうな画像がいっぱいでてきます。
そして、日本語としての意味では「慈悲」と出てくるわけなのですが…

んー……慈悲って言葉、難しいですよね
慈悲とは…と、これまた調べてみると

wikipediaによると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%88%E6%82%B2

慈悲(じひ)とは、仏教用語で、他の生命に対して自他怨親のない平等な気持ちを持つことをいう。 一般的な日本語としては、目下の相手に対する「あわれみ、憐憫」(mercy) の気持ちを表現する場合に用いられる。 慈悲と二文字並べて使用されるが、本来は慈(いつくしみ)、悲(あわれみ)と、別々の単語である。「 慈悲」は(仏教用語として)一般に、「慈しみ」と「憐れみ」を区別せずに両方を含んだ意味で使われ、あまり厳密ではない。

この歌詞自体の意味(日々、どれだけ傷ついても、新たな一日は新たな愛と共に生まれるのだ)を考えると、「慈悲」のままでもいい気がするし、「慈愛」のほうがあっているような気もするけれど、そもそも、「慈悲」とか「慈愛」って一般的なんだろうかっていう……。

私は仏教校出身なので、「慈悲」にせよ「慈愛」にせよ「慈恩」にせよ、さほど違和感ないわけですが。
どうにも「慈悲」って仏教の慈悲の意味ではなく、「慈悲深さに感謝しろよ!」みたいな上から目線で使われてるイメージが。

「天上天下唯我独尊」も別に「俺様やりたい放題」って意味じゃないのに(諸説ありますが、私はものすごくいい意味で習いました)、どうにも仏教から来てる言葉は、本来とは真逆の方向にいってる気がしてちょっと残念。

でも、どうしたらこの美しい雰囲気が伝わるんだろうって、言葉を選んだり探したりするのは、ある意味とっても幸せでもあります。だって、それだけ美しい言葉に出会えたってことですもんね。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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