バレット・ジャーナル1ヶ月経過
バレット・ジャーナルを使い始めて1月が経ちました。公式本を読み終えてそれまでやってなかったことも追加した結果、自分にとって使い勝手が悪い部分・工夫次第な部分が見えてきました。
情報の原本管理
「月間の目標があって、それが週ごとの目標になって、日ごとの目標になる」ここまでは、問題ありませんでした。ただ、私が使っている手帳の場合、ウイークリーの各日ごとの下に罫線があり、そこに9行ほど罫線があるんですね。つまり、「1日9つまでのタスク管理はウイークリーで出来る!」ということです。

公式本では、日ごとのところにもタスク一覧を書いておくこととありますが、そうすると「両方チェックしなくちゃいけない」し、忙しいと片方に書いて片方に書かないみたいなことになったりします。勿論、一日の最初に”同期”はとりますが、仕事してたら同期がとれなくなっていきます。そうすると、「原本管理」が難しくなってくるなと思いました。要するに「どちらも情報が欠けている」状態になりかねなくなるということです。
常日頃、「原本管理をしっかりするように」と言っている側の部署にいるので、あちこちに情報が分散するのが「とっても気持ち悪い」のです。勿論、まとまり次第業務刑コレクションに転記するのは、ある程度メモしたものをまとめて転記するという流れが決まっているので問題ないのですが、「まず最初にウイークリーに一覧とデイリーにタスクを書く」だと、先にも述べたようにどうしても、デイリーに偏ってウイークリーに書き忘れたり、ウイークリーだけみていてデイリーに書き忘れたりしがちです。公式本では、そういったときは「ポインタ」を使うのだと書いていましたが、ポインタが多すぎると、役所でありがちな、窓口たらい回しの刑状態になりそうです。
流れを決めよう
だいたいの原本管理の失敗は、「手順が決まってない時に起きる」ので、ここはしっかり手順を確定しないといけません。
カレンダールール
仮予定は鉛筆書きでウイークリーに記載。毎日のリストにも、決まるまで「○○の予定を確定させる」としつこく(笑)記載する。マンスリーにも(仮)または「?」を入れて記載しておく。
タスク管理
この方式が、自分とって一番原本管理しやすそうです。タスクの原本リストはウイークリー(バーチカル)。スケジュールの原本はマンスリー。これでいきます。
意外と役にたったもの
ハンズに行ったときに「これはそんなに使わなそうだけど」と思いつつ、「吹き出し型」の付箋シール(剥がせるもの)を購入したんですが、これは意外と役に立ちました。どうやって使ったかというと、最低でもこの日までに情報がないと困るというものについて、その「該当日」に吹き出しを張っておいたのです。他の業務に圧倒されててすっかり忘れてましたが、吹き出しのお陰で最優先でその情報を確認できました。
ただ、一つだけ難があるとするなら、この吹き出し型付箋、無地ではない付箋も入っていて、その場合、字が目立たない。なので、普通のペンで書くなら無地、柄ものを使うなら太字のペンが必要だと思いました。
1ヶ月経っての効果
これは、前回書いたことと特に大きくは変わりませんが、見える化が進んだのが大きい気がします。前回からの引用。
このハビットトラッカーによるやってることの見える化とスケジュールの見える化が特に良い効果をだしていて、ハビットトラッカーは、どの項目をしっかりやっているのか、どの項目をサボっているのかが一目瞭然。

スポーツクラブの担当者に言われた「アメリカンドッグを食べない」はもう1月続いてますが、スクワットはサボりがち。ヨガとノルウェー語はまあまあ。ただ、ノルウェー語のようなものは集中してやりたいのですが、なかなか時間とれず昼休みの10分みたいなこともあるのですが。(家にいた日は出来ないことが多い。夏休み中の子供達に絡まれがち)
さて、別記事に書いたように、このタイミングでノルウェー語の上級試験が実施されるということで、現時点での実力では自信がないのですが、漠然と「時間がない」と嘆くよりも、ハビット・トラッカーで「実施している」ことが見えてる分、プラスαの時間をどこで作り出すかという次の課題が見えてきました。
幸い、ウイークリースケジュール(バーチカル)で、自分のどこに空き時間があるか、どこが詰まっているかは一目瞭然です。効果的なのは、出社時間を1時間早くすることではないかという結果に至りました。今だと、18時半に会社を出たら即ノルウェー語レッスンの事前準備だったり、スポーツクラブでギリギリですが、1時間早く17時半にあがれれば、その1時間を勉強にあてられます。それと、在宅勤務。在宅勤務時は朝6時からでも勤務が可能ですが、そうすると14:30には仕事を終えられます。そこから勉強できるのではないかと。
ということで、1ヶ月経っての効果をまとめると
思わず赤字にしてしまいましたが、この最後の部分はかなり大きいと思います。今回はノルウェー語上級試験をキーに気づけましたが、他のことについても、恐らく挑戦しやすい状況が出来てきたと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

