「日本の殆どのテレビにはスカパーが入っている、なぜか」というCM
テレビを見ていると「日本の殆どのテレビにはスカパーが入っている、なぜか」というCMが流れてくる。
これを見る度に、「そりゃ、普通のテレビがつまらないからでしょ」と思う。
90年代、私の卒業研究は「少品種多量生産から多品種少量生産へのシステム切替」に関わる、「多品種少量生産における、注文特定サブシステム」の開発だった。WOWOWとかスカパーが出始めたのと同じ頃の話だ。
それまでの工場での大量生産よりも、自分の好みにあったものを選べる時代へと変化しているところだった。
WOWOWやスカパーに加入して解ったのは、「選べるチャンネルの数が増えても、面白い番組が全くない時間がなくなるわけではない」ということだった。
「チャンネル数はぐっと増えても、見たい番組がない時間帯は存在する」というのは、衝撃だった。
あくまで私にとってだけれど、「見たい番組がない時間帯が存在する確率が減った」のは、スカイステージ(通称スカステ:宝塚チャンネル)に加入した2003年からで、特に見たい番組が増えたのは、ここ最近だ。これは、ひとえに、昔の宝塚を見ようと思ってスカステに加入したら最近の人に嵌まってしまい、通うようになったら、余計みたいのが増えたというそれだけのこと。
いわゆる地上派に関しては、最近は積極的に見る番組は殆どない。
だって、出ているタレントがほぼ一緒だから、番組違っても「その話、この間の別番組でも話してましたよね」みたいなのがあるし、タレントが話すのが中心ではない番組でも、ニュースで流れた特集が、数日後にアイドルの出るクイズ番組で使われたり、時には全く同じVTRがそのまま出てきたりする。タレントだけ変えた再放送を見ているようなものだ。
更に酷いのが、「いじり」と称した虐め。最近だと、藤原紀香の結婚会見を専門家がみて「瞬きが多いから嘘」と断定したらしいけど、藤原紀香、そこまでされる理由ないでしょ。
たとえば、献金疑惑のある政治家とか、偽証罪の可能性のある人とかならわかる。
犯罪者でもないのに、そこまでされる必要がわからない。しかも結婚会見で。
この「紀香なら何を言っても、しても良い」というのは、虐めそのものだ。
つまり、地上波を見ていると、「虐めの片棒を担がされてる気分か、再放送を見ている気持ち」になるわけで。
だったら、同じ再放送でも「昔嵌まったドラマや映画、舞台」のほうが断然いいもの。
真剣に何かの仕組みや特集みたいなら、歴史物なら「ヒストリーチャンネル」があるし、動物のドキュメンタリーならその手のチャンネルがあるわけで。
それにしても、虐め問題で誰かがなくなると「なんて酷いことを」と発言する人達が、その同じ口で、ターゲットとなっているタレントの悪口を言いまくるのは本当におかしい。
そういえば、その紀香のことを嘘といったのはフジテレビの番組らしいけど、フジテレビ、「視聴率が減っていて困る」状態なら、その虐めで乗り切るみたいなのは、視聴者減らすだけだと思うけどな。
「カノッサの屈辱」とか「IQエンジン」を再放送したほうがよっぽど面白いと思う。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。


