日常/心

娘、浴衣デビュー

この土日は、地元の神社のお祭りでした。
娘が「浴衣を着たい、お母さんのを貸してくれ」と言われたものの、体型が違いすぎて無理ということでお断りしたものの、
どうやらおばあちゃん(私の母)におねだりしたらしく、浴衣を買って貰ったということで、着付けてあげました。
一緒についてた帯は金魚帯というか…兎に角、柔らかくて形にならないので、私のひまわりの浴衣用に(昔)奮発した帯を。
金色で派手ですが、まあ、いいでしょうということで。

浴衣自体は子供用なので、特にお端折りを作る必要も無く、よくあるスーパー銭湯の浴衣の如く、内側の紐で抑える方式で着付けというほどの事は無し。
問題は帯でしたが、娘が「ふわふわリボン結びしてー」というので見てみたら、文庫のことでした(笑)
やっぱり帯はひらひらしたものじゃなくて、こっちのほうが結びやすいですね。

昔、着物を着るときは、いつも母方の祖母にお願いしていました。
お正月や友人の結婚式、夏祭りの浴衣も。
でも、祖母が体調を崩したときに、「いつでも自分で着られるようになりたい」と長沼静きもの学院に通って、習ったのでした。
最近、すっかり着ることも着付けることもなく忘れていたけど、思い出すものですね。
自分で着られるようになってからは、いつか娘が出来たら着せてあげよう、着物を譲ろうと思っていましたが、こうやって着るようになったのだと思うと、感慨深いです。
なんとなく、私が着付けた娘の浴衣姿を祖母に見て欲しかったなーと思いました。
「あら、上手くできてるわよ」と褒めてくれるんじゃないかと、そんな想像が頭に浮かんだんです。
私が不器用なのは家族には周知の事実ですからね(苦笑)

娘も、私が帯を結べたことに驚いていて、「お母さん、本当は器用だったんじゃ…」と疑惑を持っていましたが、
娘には自分で着たいから習ったこと、不器用だから他人の8倍練習したんだよという話をして、
「まあ、大概のことは努力さえすれば、なんとかなるよ。努力する前に諦めちゃうのはもったいないんだよ」
という話をしましたが、果たして、伝わっているかどうか(^^;;

まあ、これで浴衣デビューしたので、もう少し背が伸びたら、私の着物も着せてあげようと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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