宝塚

萌え期間終了…

昨年から待ち続けていた「春の萌え期間」が終了しました。
ネッシーさんの40周年パーティに始まり、a-haのコンサート、そして、かなめさんの舞台復帰第一弾「1789」。
40周年のいろいろは去年の春に(具体的なことはもっと後だけど)発表になり、「1789」は8月のファンクラブ入学式で発表になり、
9月にはa-haの復活が発表になり…、「来年の春、大変すぎる」と思っていたのに、あっという間に時期がきて終わってしまいました。

a-haのノルウェーでのコンサートは、急遽決まったバーチャルリアリティでのライブ映像配信で永遠に見続けることができますが、
もう一つのお楽しみ、「1789 バスティーユの恋人たち」も、今日、梅田で大千秋楽でした。
自分にとっての最終日(My楽)は、帝劇の5月8日で、感想も途中まで書いていたのですが、なにぶん、上手く言葉にならず放置していたので
ここでまとめておきたいと思います。

というわけで、まずは、公開しそびれていた、5月8日のeplus貸し切りの感想から。
ちなみに、この日のメンバーは
ロナン:小池徹平  オランプ:夢咲ねね  アントワネット:凰稀かなめ
でした。

とりあえず箇条書きで。

・小池徹平は歌がうまい

・加藤和樹だとボンボン三人組+異端児ロナンという雰囲気だったが、小池徹平の場合、ボンボン三人組に「四男」としてロナンが追加されたイメージ。 デムーラン達の子供の頃の話を聞いて「やっぱり俺らとは違う!」というシーンも、加藤和樹は「怒り」で「なんなんだよ!やっぱりちげーよ!」っていう感じなのに対し、小池徹平は「兄ちゃんと僕じゃ環境が違ったんだ、やっぱり無理なんだ……」という拗ねてるイメージだった。
そもそも、ロナンがボンボンズと出会って「俺たちは兄弟だー」と歌うときに、加藤和樹の場合は「本当にそう思ってないでしょ?」と聞きたくなるのに、小池ロナンは「そっか、僕たち兄弟になれるんだー」と、「純粋」にまるで洗脳されているかのように、希望見いだしちゃっている気がする。
その分、終盤の「男どもは馬鹿だ」みたいな、妹が歌う曲が映える。「確かに君のお兄さんはちっとも現実みちゃいないよ」と肩をポンポンってしてあげたい気持ちになるというか。・オランプに「お礼のキス」をするシーンも、加藤ロナンは、「どこの乙女ゲーだ!」と突っ込みたくなる感じに対し、小池ロナンは「なんかかわいいから、キスしちゃおう。ちょっと強引に」という風に見えました。

まあ、どっちがいいかというと好みの問題で、私自身は加藤和樹のパターンが好みでした。

・最近、すっかり「ルイのつぶやき」のファンになってしまったので、ルイ16世ガン見してきました。イケメンだ……。
そして、以前より若干「にく・じゅ・ばーん」が少なくなったような。痩せたというわけではないけれど、さほどモフモフしてない気がしました。
フェルゼンを王妃が立ちきる場面での「君はオーストリーに帰るかい?」のときの顔とか、ネッケルを罷免するときの表情が、「本当はそうしたくないんだ、でもそうせざるを得ないんだ…」という感じがでていて、ネッケルを罷免するときは「わかってもらなかった」感が出ていましたが、王妃が残ると言ったときは、驚きつつ本当にいいのか?みたいな感じが、なんだかんだ王妃のことが好きだったんだなと伝わってきて良かったです。

・そして、フェルゼンのかっこいいこと。なんとなくですが、日を追うにつれ、フェルゼンの王妃への愛が深まってるように見える気がします。

ここからは改めての感想ですが

ルイ16世は、典型的な理系男子なんですよね…。その昔、もう20年以上前、「工業ダイヤで指輪を作って彼女にプレゼントしたのに、冷たくあしらわれた」と言っていた理系男子を思い出しました。ついでに、「ナット」で作った指輪も嫌がられたそうです。(そりゃそうだろう)
新しい鍵をみせてあげようとか、そういうのは全て愛故なんでしょうけど、伝わらない…。もし、彼がもう少し、愛をストレートに伝えるタイプだったら、アントワネットは浮気しなかったのかもしれません。
1789では、彼が本当に良い人で、民衆の敵になりたくない、みんな仲良くしてほしいのに、自分の立場故に、どうしても敵にならざるを得ないという切なさが日を追う毎に感じられました。

凰稀かなめさんがステキなのはファンなので言うまでもないですが、周りの人達がみなさんステキで素晴らしい舞台でした。

もともとカッコイイと思っていて改めて格好良さに気づかせてもらった加藤和樹さん。それから、ルイ16世の増澤ノゾムさん、フェルゼンの広瀬友祐さん、デムーランの渡辺大輔さん。そして、名前はわからないのですが、ロナンがバスティーユに投獄されたときに、客席から見て中央右で踊っている囚人の人に、特に目を奪われていました。

梅田も行けるなら行きたかった。ただ、ノルウェーに行ったばかりで金欠なのと(^^;、授業参観だ、運動会だ、修学旅行だで、なかなか土日に用事をすることで出来なかったので残念です。

ぜひぜひ、同じメンバーで再演を。出来るなら全国ツアーをやってほしいです。そして、梅田の千秋楽も凄く良かったらしいのでyoutubeにあがることを、可能なら東京と梅田それぞれのDVDを出してほしいとすら思います。

凄く素晴らしい舞台でした。かなめさんが、この舞台で「女優デビュー」できたのは、本当に素晴らしいことだと思います。

a-haのコンサートも、「1789」の舞台も終わってしまって、なんとなく抜け殻気分です。
次は秋かな…。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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