舞台感想

『ドリフェス!』ファイナルライブ(10月20日) 5次元の終わり方は最高の5次元だった

2018年10月20日に行われた『ドリフェス!』のファイナルライブ・感謝の追加公演へ行ってきました。その感想です。
最初に書いておくとほぼKUROFUNEのことしか触れてないと思います

本公演が今日(21日)で、追加公演が前日というちょっと変わった追加公演ですが、泣いても笑っても20・21日でラストなのです。
当日は午前中保護者会だったこともあり、前日に欲しいものは物販で購入済。
まあ、12:00から並んで20:00にゲットとか、…それは追々…として、兎に角、物販は済ませてあったので、安心して向かいました。

到着して15:20くらいだったので、マイルームコレクションの交換をしたあとは、割とすぐ開場になりました
開場はスムーズでした。特に何分も並ぶこともなく、『あ、開場時間になったから行こう』って感じで。
席は、南の最後列。左から3番目ですが、そこには誰もいなかったし、後ろも空いていたので、実質最後列のど真ん中でした。
そのため、演出を全部ドセンターで上から見る席になりました。
銀テープは飛んでこないし、ボールも届くはずもないけど、真後ろにカメラマンさんがいるくらいの席だったので、見晴らしは最高でした。

オープニングは『All For Smile』。あの衣装で出てきました。勿論7人で。
一瞬、勇人による奏の肩車を期待しましたが、それは無かったです(笑)

セットリストは頭から飛びましたが、2-3曲やったところで自己紹介。
戸谷さんが、「今日はプリンスモードで行きます。バトライでは戸谷公人でしたが、今日は圭吾と一緒に”風間公人”です」とプリンスモードで黄色い歓声を浴びたあと
株元さんの番。
3列前くらいの男性から「かーぶもーとーーーー!」の太い歓声。
それに答えるかのようにあの低音ステキボイスで、「俺も渋い挨拶やるぜ!」みたいなことをいって、いきなり「ぽいぽーい」(笑)
株元さん……(笑)
株元さんはいつもわりと、カッコイイのを自ら照れ隠しに面白いところに突っ込んでいくなーと思いました。勇人より株元さんって感じで。
それはそれで嫌いじゃないけど、ファイナルだし、個人的には、出来たらそこは「お前らみんな開国だ!」と言って欲しかった。

KUROFUNE登場は魔王降臨っぽくて格好良いものでした。ホントに竜巻と共に現れましたよ…驚きました
Arrival-Sail Away-聞いた瞬間泣いてしまい、参りました。
なんで、なんでこんなカッコイイ人達が、ファン思いで歌もパフォーマンスも良い人たちが、まだまだやりたいっていうのが明らかに見えている人達が、これで終わりなんだろう。完全単独ライブだって余裕でいけそうなのに、なんで。
「7000人しか」集まらないといってコンサートを中止にしちゃうアーティストもいるのに、1人1人を大事にしている彼らがこれでファイナルなんてあんまりだ!と。
KUROFUNEの圭吾も勇人も戸谷さんも株元さんも見逃したくなくて、これでもかってくらい没頭しました。
二人とも、「5次元として」ファンを悲しませないようにしよう、楽しい想い出を残そうとしている決意とか、そういったものが滲みでているように感じました。
観客席もそうだけど。お互いに愛に溢れてて、ファンの愛に倍で応えて、更にファンが倍の愛で返してという感じ
出席確認もしました。
パシフィコでもそうだったけど、戸谷さん、北陸忘れてます…。
一度やってみたかったといって、ペンライトをブロック毎に「ここは金」「ここは銀」として会場中がアニメの中と同じようになったのは、見晴らしよい席だったので
本当に綺麗でした。

KUROFUNEの後はトラシグ。トラシグがバンパイアロードとプリーストで出てきて、ドリアピ。
そこで、ふと思いました。
KUROFUNEのドリアピといえば「圭吾がやれっていうからよ」という台詞は有名だけど、KUROFUNEの曲でのドリアピって竜巻になったり…ドリカで出来た船に乗ったり…
これ、ファン側に何も発射されてない(笑)
そうだよね…王子が即位して、その相方は魔王の如くで開国させにくるんだものね。もうドリカ捧げる以外ないっていうか…
トラシグのザ初期のドリアピは可愛かったです。富田さんのテレながらのも可愛いし、溝口さんの狙ってる感半端ないのもすごかった。石原さんは奏でした。

ここからは記憶が更に飛び飛び
たしか、次はWマスカットかなと思ったらシンメそしてKUROFUNEアゲイン。
「君はミ・アモーレ」の蟹ダンスから。更に「ベストパートナー」も。
KUROFUNEの「ベストパートナー」は、会場の両端まで行って歌ったりしてるのに、映像がアップになると二人で肩を組んで歌っているようにみえるという設定。

すごい、KUROFUNE. 離れていてもイチャイチャできるなんて。

Wマスカットはその後、ジャンピングジャンプで出てきました。
Wマスカットはホント、ダンスとかすごいなと。
「うえるうえる」「かむかむ」のエール合戦はここか次の曲か忘れてしまいましたが、Wマスカットの二人で舞台にたてるなんてと言っているところで、
他のメンバー出てきて少しトークして2曲目へ…。
トークの内容覚えてないですが、前述した自己紹介の一部もこっちだったかも(スミマセン記憶ごっちゃです)

2曲目の後はアルバムに収録されていた、これまでにないコンビの歌。
溝口さんと正木さんのは、なんかエッチでした。「君がMなら僕はSになろう」とかって聞こえた気がしたんですが、あとで確認したら「マグネティックエモーション」なので、「君がNなら僕はSになろう」だったんですね。あまりに妖しい感じだから、素で聞き間違えました。
それから二人曲が続いて「真夏のダイアリー」やって、またトーク。

確か「ベストオブ変顔」とかから、「ベストオブ」を決めようという流れになったのがここだったかな。
血液型別エール合戦をやりたいと正木さんが言って、富田さんだったか石原さんだったかが、太田さんに「何型?」と聞いて「僕はクワガタです」。
B型が富田さん・正木さん・太田さん、O型が石原さん、AB型が溝口さん。

Dear Dreamって、A型いないんだ……

まあ、兎に角A型は言い出しっぺの正木さんが声をかけて、その後B,Oで「ぽいぽい」合戦が続き、AB型は溝口さんがちょっと面白い言い方で「ぽいぽい」。
どのエールも良い勝負で困ったねというところで太田さんが「クワガタの人ー!」
武道館全体での「ぽいぽい」になった結果、クワガタが優勝しました(笑)
そのほか、「ドリフェス」と早口で言える人優勝とか…
ホントこの人達仲良しだなーと思いながら。

そして、今度はソロへと…
「Ring」からの「Singin’ is alive」。
前にも書きましたけど、この「Ring」という曲は本当に最高だと思います。戸谷さんが、圭吾と自分両方の気持ちみたいなことを言っていましたが、本当に、「まだ続けてほしい」と思っているファンを思いやる愛に溢れた最高の曲だと思います。
しかし、改めて思う。私、ホントこの手の歌詞弱いんだ…泣く!「僕の傍にいて」とか「僕が傍にいるよ」と言われるのホント弱い……
With me とか With you とか……

その後はステッキをもってチヅ登場。正木さんだけど、もうチヅそのものでした。

ソロが終わって7人揃ってトーク。ここで、『Ring』のリハのときに株元さんが至近距離で戸谷さんの歌を聴いていて、『Singin’ is alive』のときは戸谷さんが株元さんのセンターに座って聞いていたというのを富田さんがばらしました。
「株ちゃんの目の前で『Ring』歌うのって、結構、来るモノがあるよ」(うろ覚え)と戸谷さんが言っていたんですが、これがもう、脳内でまんま圭吾と勇人に変換されました。
圭吾がソロ歌う横に、「ミアモ」の時みたいに横にきて伝って聞く勇人。「やりにくいだろ、勇人」とか言うのかな… それアニメで見たい

というかですね。今回の新曲のソロとかシャッフルコンビの曲、全部アニメでその背後のストーリーが見たいです。とっても見たいです。特別編で売ってくれたら買います。

そして、ここで「ぜひ一度やってみたい」ということで、キービジュアルと同じ撮影をやることに。
つまり会場に背を向けて会場はみんなペンライトを掲げて写真撮影をしました。

そして引き続きライブへ。

もう記憶が混乱しているので、どの曲がどこかわからなくなってますが、『Whole New World』での開!国!も出来たし、『Future Voyager』でもさすがのKUROFUNEを堪能できました。
もうKUROFUNE出てくると感極まっちゃうので大変です。
勿論、『Over The Seven Seas』も。彼らが動く度、これまでのKUROFUNEのドキュメンタリー(アニメ)が映し出され… 圭吾からみた世界はこうなのか、勇人からみた世界はこうなのか…そしてこれからはずっと二人一緒なんだという思いを強くする演出。
関係ないですが、「タケシ」の登場回数が、KUROFUNEには必ず入るので、7人以外で最も登場率高いのは間違いなくタケシでした。
腐女子的思考回路でいけば、結婚式にある二人のこれまでにやたら登場する友人タケシってところでしょうか。

ああ、やっぱり『Over The Seven Seas』のドリアピ(アニメ)が見たい。
ゲームでプレイしたい。
DMM VRで新曲を含むライブやってほしい。

大人の事情があるにせよ、武道館をこんなにいっぱいにして、前日物販では10時間近く並ぶファン(12:00すぎにきて21;30とか)もいるのに終わる意味が全くわかりません。

「Over The Seven Seas」とDear Dreamの新曲…そして終了…
暗転の間のイケルッショコールから、14人での挨拶。
株元さんが何も用意出来なかったといいつつも一生懸命話してくれて、戸谷さんが自分のキャリアのことで悩んでるときに来た話だったこと、そしてドリフェスを通していっぱいやりたいことが出来たことを話してくれました。
次に太田さんがパシフィコ終わって発表があってからこれまでのファンを気遣った言葉を泣きながら言ったところで、再び涙腺崩壊。

最後に石原さんが「新曲ありますからね!」との言葉で、エターナルボンドで終了しましたが、終わった直後…
さっき撮った「キービジュアルと同じ写真」が舞台に…

え……

以前からアニメの中のコール&レスポンスなどで、実際のファンの声を使っていましたが、ついに「ファン」も2次元と同化して、ファン自体が5次元になった瞬間でした。
5次元の終わりとしては最高を超えた終わりだと思いました。
後ろにカメラマンさんがいたので、ステキな写真をありがとうと言いたかったのですが、感極まってしまって言葉を出せないうちに降りていってしまいました。

武道館を出たら、路面が濡れていました
開場してから降り始め、終わるまでに止んだようです
時間は20:40でした。会場出てその時間だったので、もし終わったのが20:32だったとしたら、それも奇跡ですね

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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