日常/心

勉強しやすい時代になった

最近、従来のノルウェー語の勉強に加えて、別の勉強も始めたのですが、更に仕事関連でも資格を取る必要があり、そちらの勉強も…ということで3つほど並行して勉強を進めています。最近は仕事関連のにかかりっきりになっていますが、つくづく思うのが「勉強しやすい時代になった」ということです。

ノルウェー語の勉強についてのブログでも度々youtubeのリンクを張っていますが、それだけでなく、娘に勉強を教えるときも、自分もわからない場合はyoutubeを見ながら「あー、なるほどね」となったりはしていました。更に今回、二つほど通信教育を同時に始めたことで、通信教育の進化を実感してます。

通信教育といえば、自分の世代では「進研ゼミ」でした。届いた教材をやって返送するというやつですね。以前、今勉強しているのと同じ会社の通信教育を受けたときもその方式でした。でも、わかる人にはわかると思うんですが、「わからないことはお手紙で聞いて、やった問題は封筒に入れて投函する」って結構、壁があるのです。まず、「教材の説明がわからなくても、すぐに説明を手に入れられない」というのは、「わからないと前に進めないタイプ」の自分にとっては、非常にやる気を失わせる要素の一つです。学校の勉強の予習・復習なら、わからなかったら翌日聞けるじゃないですか。でも、通信だと聞けなかった。加えて、「ポストに投函する」というのもです。まず切手を購入しにいくのが面倒だし、切手を購入して切手を封筒に貼っても、「ポストに投函しわすれてるうちに締切をすぎる」という感じになるわけです。私は割とこの手の「いつもしない作業」は忘れてしまうので、必須のもののときは、できるだけ早く出すようにしていますが、通信だとつい忘れるんですよね。

それが、今の通信教育では「Webで問題が解けてその場で説明がされる」「質問はシステムメールで受け付ける」ということで、「郵便局へ行って切手を買ってポストに投函する」という手間がなくなりました。回答も、1-2日程度で返ってきます。加えて、講座によっては、「試験までの日程と一日あたりの勉強時間を入れると、目標までの目安を線表化」してくれたり、「教科書そのものがWeb上でも読める」とか「説明の動画がついてて、目と耳両方からインプット」できたりします。

最初に書いたノルウェー語の勉強にしたって、「Hei」という教科書では、同じようにオンラインで問題をといてチェックができます。私は学校を介してないので添削はなさそうですが、その手の機能もあるようでした。そうでなくても、最初に書いたようにyoutubeに、「発音」「文法」の教材が沢山あるのはありがたい限りです。ものによっては、教科書に沿って説明してくれている動画まであります。また、英語などの勉強法にしたって、外国語を学ぶ方法として参考になる動画が沢山あります。

通信教育は確かに通信教育なんだけど、集合式研修を受けるのに極めて近い状態で学ぶことが出来つつあるというのは、良い時代になりました。通信教育受講までいかなくても、自力で勉強するのに解説動画が豊富で、本当に勉強しやすい世の中になったと思います。あと必要なのは自分の気力(要するにやる気)くらいですね。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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