ノルウェー語

ノルウェー語のレベルチェックを受けてみた

先日、いつも動画でお世話になっていて、いつか受講しようと思っているnote.noのサイトでレベルチェックをみつけて受けてみました。ノルウェー語のレベルは入門から順に「A1⇒A2⇒B1⇒B2⇒C1」。私が何度か受けて落ちているBergenstestは上級試験で、B2またはC1で合格となるものです。結果は「不合格、B2、C1」で返ってきます。そもそもBergenstestを受けていた理由が、「初級試験や中級試験は日本で受けられないから」なので、不合格である意味あたり前なのですが。

レベルテストは4つあって「A2-A1」「A2-B1」「B1-B2]「B2-C1」で合格点に達するとそのレベルということになるようです。私はA2-B1で75点。B1-B2で40点、B2-C1で45点だったので、B1レベルということになりました。内容は語順だったり、長文読解だったりヒアリングだったりですが、B1-B2とB2-C1では知らない単語が結構ありました。点数からすると、B1-B2のちょうど真ん中(中級の中)が今のレベルというところでしょうか。このレベル(A2⇒C2)はヨーロッパ共通の枠のようで、こちらに大体のレベル表がありました。 これによるとB1は、

仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

https://eigonotomo.com/hikaku/cefr#i

ちなみに、ノルウェー語での説明は、会話部分以外(私がテストを受けてる範囲)だとB1は

ヒアリング自分の知っているテーマについての標準的な会話なら主な内容は理解できる。
テレビ・ラジオで、自分の好きな分野や、興味のある学術分野について話されているものについては、ゆっくりハッキリ話してくれていればわかる
読解力文章の殆どが通常の言葉や言い回し、あるいは自分の仕事と結び付いてる言葉で書かれた文章については理解できる。個人的な出来事や要望、感情を認めた手紙についても理解できる。
作文
 
日常のテーマや自分に影響を与えるテーマについてシンプルで一貫性のある文章が書ける。個人的な手紙と、自分の経験や印象についても書くことができる。
https://www.folkeuniversitetet.no/Artikler/Spraakkurs/Europaraadets-nivaaskala-for-spraak

だそうで、ヒアリングのところがまさにそれという感じです。ちなみに、a-haのメンバーは2016年のライブから、(ノルウェーでのコンサートでは)ノルウェー語で一部のMCを話すようになりましたけど、コンサートのときに「ノルウェー語で話すけどいい?」みたいなのを聞いて、ファンが「いいよー」と答えて以降ですね。モートンはもともとゆっくり話す傾向があるとは思いますが、それでも、コンサートでのノルウェー語は、たとえば「The Voice Norges beste stemme」のメンターとしての発言のと期に比べて大分ゆっくりです。マグネの発言もそうですね。彼はもっと顕著で、インタビューのときは早口で笑いながら喋るので聞き取るのが大変ですが、コンサートではハッキリと話してくれている気がします。ファンにはノルウェー語を勉強してる人がそれなりにいるので、なんとなく配慮してくれてるんじゃないかという気がしています。なので、ノルウェーでのライブでのMCは「自分の好きな分野についてゆっくりハッキリはなしてくれればわかる」が適用されます。

これがB2になると、ヒアリングでは、テレビのニュースの内容がわかるとか、長い話でもついていける(理解できる)という感じになり、作文では「自分の興味に関連する幅広い分野について明確で詳細な文章を記述できる」とか一段も二段も上という内容になるようです。そりゃ、試験、落ちるよね(苦笑)

今回、自分のレベルを知りたいという目的は達成できたわけですが、やはり、モートンのインタビューや歌詞の背景にあることとか少しでも多く知りたいですし、いつか叶うことならノルウェー語で会話してみたいので、引き続き上級試験に受かるように作文も文法もヒアリングも継続していこうと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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