ノルウェー語

続・「まだ終わらない」の言い方(ニュアンス)、Oslofjordenの発音

前回のブログで、

追加で、たとえば週一の進捗会議で出た話で、なんとか資料を作り始めたものの次の進捗会議までにはギリ終わらなかった…間に合わなかったときにはなんというか聞いてみました。これは”Jeg har ikke rukket å gjøre det ferdig”だそうです。å gjøre なんだねというのがちょっと意外でした。「終わらせる」で以前習ったのはは å bli ferdig med で、「宿題を終わらせた」は “Jeg ble ferdig med leksene”というもの。 なので、 gjøre の部分はbliでもいけそうな気がするんですよね。次回, bliでも大丈夫か聞いてみようと思います。

と書きましたが、今回改めて聞いて見ました。”Jeg ble ferdig med leksene”も”Jeg gjorde leksene ferdig”は、どちらも同じ意味とのこと。ただ、bleを使っているほうは淡々と「宿題終わった-」というのに対して後者には若干「宿題を終わらせた(頑張った)」感を感じるとのこと。なるほど。なので否定形にすると

“Jeg ble ikke ferdig med leksene”(宿題が終わらなかった)に対し、”Jeg gjorde ikke leksene ferdig”は、「宿題を終わらせてない」という感じで「途中でやめたか止めてた」みたいな感覚があるとのこと。なので、”Jeg har ikke rukket å bli det ferdig” のほうは「やったけど間に合ってない感」があり、”Jeg har ikke rukket å gjøre det ferdig”のほうは「まだ終わらせてない」感があるとのこと。なのでbliのほうが柔らかい言い方かも知れないとのことで納得しました。まあ、強いて言えばみたいな感じのようですが。

もう一つ、今回聞いたのが「Oslofjorden」の発音。これは、オスロ大学のノルウェー語講座初級2に出てくる発音練習にあったものです。私の耳には「おすろふょーrえん」(rはわざとです)という感じで、dが聞こえないので、dは要らないのかどうかの確認。先生曰く「単語末尾の単発のdとかbとかgとかは発音しにくいのでなくなったのかも」とのことで、発音しないことが多く、それでではないかとのこと。実際、I fjor (去年)のfjor fjord(フィヨルド)の発音記号をみると全く一緒。そういえば、vankelig(難しい)の発音も最後の「g」は発音しないですね、なるほど。他に調べてみると「kveld」(晩)はdなし、「sted」「tid」はdあり。そうそう、「tidligere」の発音についても「てぃーりえれ」と聞こえたのですが、こちらは「tidlig」(時間的に早い)で調べると最後の「g」の発音がないのは勿論、「tid」部分の「d」の発音もあり・なし両方あるようなので、「tidligere」(初期の、以前の)の「d」が聞こえるパターンと聞こえないパターン、両方あって良さそうです。発音は奥が深いですね。発音記号のついた辞書が欲しいとっころですが、なかなかないようで…。暫くはforvoなどを駆使して学んでいくしかないですね。

そうそう。オスロ大学のノルウェー語初級2は完走しました。次はNTNU(Norwegian University of Science and Technology)の初級2を始めてみました。こちらはオスロ大学のコースよりかなり簡単です。おそらくオスロ大学の1に含まれていた内容と同程度かもしれません。こちらは「3」まであるのでやってみようと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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