ベルサイユのばら「オスカル編」(緒月アンドレ編)を見てきました
10日(木)に、『ベルサイユのばら オスカル編』(緒月アンドレ版)を見てきました。
まず、前回みた初日のメンバーは
アンドレ:朝夏まなと
ジュローデル:七海ひろき
アラン:緒月遠麻
でした。この時の感想は、「4人(アンドレ、ジュローデル、アラン、ロザリー)に愛されている孤高の存在」と書きました。
今回、一番感じたのは、アンドレの包容力のすごさです。
同期同士だからなのか、安定した空気感があり、アンドレの「いつでもオスカルを見守っている」というのが強く出ていました。
アンドレがオスカルを毒殺するシーンって、みようによっては、とっても勝手だしものすごい裏切りなんで、私はあのあとなんで普通に傍にいれるのか疑問だったんですが、緒月さんのアンドレは、「ああ、あれをやってもあまりある信頼があるんだ」と実感できる感じ。
この包容力の大きさと、絶大的な信頼からくる「柔らかな安定した空気」はショーでも健在で、二人が一緒に踊るシーンとかでは、
緒月さんの見守っている視線とそれに答えるかなめさんの視線が、本当にアンドレとオスカルっぽくて良かったです。
そんな感じで、確固とした絆が全編にあって、今宵一夜もアンドレの愛がものすごく大きく、そして、アンドレが死ぬシーンでは「私のアンドレ!」といっていて、その言葉がとても強くまた重く感じました。
前回のキャスト版も勿論よかったけど、今回のもまた違った雰囲気になっていて、またとてもアンドレとオスカルが「そのまま」すぎて本当に素晴らしかったです。
公演はまだもう少し続きますが、行ける機会があれば、もう一度、二度いこうと思います。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。