ノルウェー語

ノルウェー語三昧

土日月はノルウェー語三昧でした。
まず土曜日。土曜日は久しぶりの朝日カルチャーセンターでの「ノルウェー語準中級講座」。
二月はもともと講座が少ない(2回のみ)に加え、1回は凰稀かなめさんの退団公演千秋楽で欠席。
もう一回は体調不良で欠席したので、約二か月ぶりでした。
講座では引き続き、小説を読みながら訳す感じで。雑談も含めつつ。
そうそう、授業で使っている小説本を先生が購入してきてくれたので、クローネから日本円換算して本を購入しました。
(今まではプリント)
この小説、かなり評判が良いらしく、ノルウェーのアルバムレビュは書評でおなじみの「サイコロ」は5つ星でした。
読んでいると、a-haのセカンドアルバム『Scoundrel Days』を思い出します。以前、会話レッスンで紹介された詩もそうでしたが…。
この講座では、前もって訳しておくように言われた場所を読んで訳すのですが、なにせ二か月ぶりだったので、その場で指定された箇所になりました。
前にも書きましたが、この講座では複数人で訳していくので、他の人がどう訳すかというのが判り、表現方法などがとても勉強になります。

日曜日は朝6:30から教科書にそってスカイプで。最初の30分くらいは会話ですが。
内容はノルウェーの健康保険制度や福祉についてです。この単元は内容が難しくもう、二・三か月やっているので、次回からは少し飛ばして「バイキング時代について」をやることになりました。
このレッスンでは辞書に載ってない単語とか、実際の制度についてかなり詳しく聞いたりしていて、文化が知れて面白いです。
先生が日本語堪能なので、日本語訳したときの感じを聞いて貰ってニュアンスの違いを教えてもらったりもします。
また、文法のドリルなどもチェックしてもらっています。今回はドリルは前もって出し忘れたので、読みながら解釈と説明でしたが。そうそう、今回のレッスンでは「再結成する」という単語の活用も教わりました。(a-ha再結成ネタです)

月曜日は八回目の会話レッスン。こちらは先週に引き続き、Dagbladet有料版のa-haのインタビューについて。
意味のわからない箇所を聞いて説明してもらう(ノルウェー語で)だけでなく、今回は全体を通して、かなり濃かったです。
解らない箇所を聞いたら、解ってるかどうかのチェックは、その文章の言い換えで。
このレッスンだけは日本語をほぼ使わないので、「こういう意味?」というのも、全部ノルウェー語でやりとりしますが、今やっているDagbladet有料版の記事はa-haのバイオグラフィー本を書いた著者によるもので、言い回しがとっても独特。
それ故に、頭の中で日本語に置き換えるのが難しい箇所がとても多いのです。
なので、数多くあるそういった独特の言い回しの箇所について、ノルウェー語で質問し、説明してもらったら、今度は自分で知っている単語を駆使して、その文章の概略を別の文章で言い換えるという。
ハードでしたが、さすがに土・日・月と連続でノルウェー語の文章に触れていると、割と頭の回転がよくなりますね。
自分で自習してるだけの時とは違って、頭の中のノルウェー語エンジンが暖まるのが早いというか。
今回は何が嬉しかったって、前回の「今回はいっぱい話せて良かったよ」というのを一つ越えて、「難しい文章の意味もちゃんと理解していて凄かった。感動した」と言ってもらえたことです。
初回の、先生のスピードについていけず、また、緊張で単語も出なかったところから大いに進歩した模様。発音の場合、聞き慣れたっていうのもあるでしょうけど。
今回は、長文の訳し方についてもワンポイントアドバイスがありました。「長い文章ほど簡単なSVO式にあてはめるといい」
「まず目的語を探して、次に動詞、主語を探すといいよ。あとは修飾してる言葉だから」と。
うん、やっぱり文型は大事ですよね。いつも、訳す時はどこに主語があるんだー?というのは意識していますが、長いと焦ってしまって文型にあてはめて考えるより先に、単語の意味に囚われていた気がします。
今後は文型にあてはめることも意識して訳そうと思いました。

文法は味方というのは前にも書きましたが、私たち世代は「テストのための文法勉強」への反発からか、文法をやたら敵視する広告やフレーズに泳がされがちだけど、文法とか文型っていうのはやっぱりちゃんと当てはめることで、理解しやすくなるツールなんだと改めて思いました。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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