作文能力強化中です
最近のノルウェー語レッスンでは、自習してる文法の質問があれば聞いて、あとは作文の添削が中心になっています。
教科書のほうは、もうあと少しで上級テキストが終わるんですが、読めるけどあくまで読めるだけになりがちなので、
作文の添削をまずしてもらって、時間が残ったらテキストを読むという感じ。
作文は自分ルールとして、文法書で出てきた表現をできるだけ使うようにしています。
最近かいたもの
Ready Player Oneの感想
日本のアイドルが恋愛禁止されてるのは不自然だと思うという主張(笑)
好きなノルウェー音楽(モートン以外)について
ノルウェーのテレビは好きだけど日本のテレビ番組が嫌いだとう話(笑)
添削結果はこんな感じ(一部抜粋)
Jeg så “Ready Player One” forrige uke,
⇒Jeg så “Ready Player One” i forrige uke,
fordi “Take On Me” sipilles på trailer til film.
⇒fordi “Take On Me” spilles i traileren til film.
(以下略)
Trailerには på を使っていましたが、iに修正されました。ただ、Trailerは映画のうわべだけなので påでも良いかもとのことでした。
あと、先週というところのiはただの忘れ物(笑)ですが、口語なら問題なさげ。
Jeg synes det er velidig dårlig vane,
⇒Jeg synes det er en veldig dårlig vane,
fordi “Å forby til å ha kjæresten ” er veldig unaturlig.
⇒fordi det å forby noen å ha kjæreste er velidig unaturlig.
習慣vaneは、数えられないものと判断して冠詞をつけないでいたところ、数えられるということで不定冠詞を。
逆に、恋人は個人だけど昔から冠詞をつけないということでkjæresten ではなく、kjæreste で良い。
それと、日本でよく使う文中で引用の形で強調するのは、ノルウェー語では使わないので、det å にするのが自然。
Jeg liker noen norske musikk.
⇒Jeg liker noe norsk musikk.
Jeg hører dem på norske radioner, særlig P4.
⇒Jeg hører den på norsk radio , særlig P4.
音楽は数えられないので、単数扱い。なので、dem じゃなくてden.
それとラジオを複数にするとラジオ(装置)そのものが複数になってしまうので、ここでは単数。
Denne kanal spiller ofte hit låter i Norge.
⇒Denne kanalen spiller ofte hitlåter i Norge.
単純ミス。Denneのあとは既知形。
Så jeg hører noe norske eller svenske låter.
⇒Så jeg hører litt norske eller svenske låter.
noe,noenだと「聞くのもある」くらい。だったら「ちょっと聞く」のほうが良いとのこと。
そうそう、ここで「なんで、聞くのもあるくらいにするの?」と聞かれて気づいたんですが、たとえば、普段の会話で「私、洋楽聞きますよ」といって、知らない曲ばかり言われると、「しまった」と思うし、人によっては「○○を知らないで洋楽聞くとか言うな」って怒られるじゃないですか。なので、「ノルウェーの音楽も聴くよ」といって、コアな曲を知らないと怒られるのではないかって思ってしまうわけです。でも、先生に言わせると「別に誰も怒らないよ、そんなこと」とのこと。
やっぱり、日本人心狭い(笑)
I fjor så jeg “The Voice”.
Første så jeg dem fordi Morten Harket er en av montor.
⇒Første så jeg den fordi Morten Harket er en av mentorene.
メンターの複数の既知形はmentorene.(辞書ひけという話かも)
Men snart merke jeg til at deltakerne er velidg flinke og fine.
⇒ Men snart merke jeg at deltakerne er veldig flinke og strående.
legge merket til (気づく)を使おうとして失敗しましたが、merkeだけでも気づくになるとのこと。
あとfineを人に使うと、美しいになるので、「参加者はみな歌が上手くて美しい」になってしまう。
日本では、美人だとかで判断するかもしれないけど、ノルウェーではあまりそこは言わないということなので、ルックスではなくて、魅力的だと言いたかったと伝えたところstrående(輝いている)のほうが自然とのこと。確かにこの単語はよくa-haの記事でも見かけます。
Det er flere TV-kanaler i Japan enn Norge, men TV-programmer i Japan er altfor kjedelig.
⇒Det er flere TV-kanaler i Japan enn i Norge, men TV-programmer i Japan er altfor kjedelige.
i Norgeのiは忘れ。あとkjedeligも複数なのでkjedeligeが正しい。こちらも単純ミス。
単純ミスが多いのは気をつけることでどうにかなりそうです。あとは数えられる名詞かどうかというところは慣れですかね。
意味は通じるけど不自然ということで、文面を完全に修正したのもいくつかありました。
作文を書いてみてよかったのは、fineとstråendeのように文法はあっているが受け取り方がこちらの意図と違うようになってしまう、しかも辞書では違いがわからないようなことが発見できたことです。
他にもfavorittは、「一番好き」であるので一つしか選べないというのもありました。
なので、「レネ・マーリンもお気に入りの歌手です」という文章に関しては、モートンが一番好きなんだからfavorittは使わないという指摘がありました(笑)
作文は、テーマを考えるのが一番難しいんですけど、次回は今テキストでやっているノルウェーの政治について、日本との違いとか書いてくるようにとの指示があったので、ちょっと頑張ります。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。