ノルウェー語:混乱しがちな「否定疑問文、付加疑問文の答え方」について改めて教えてもらった
最近、あまりレッスン状況を掲載していませんでしたが、週一でレッスンは受け続けてます。さて、昨日のレッスンでは最初の近況報告のときに「今日はレッスンのあと、久しぶりに友人に会う」という話をしました。その会話の中で「あまり頻繁には会えないんだね?」と言われて困りました。「うん、そうなんだよねー」と答えたいわけですが、このとき「うん」なので「Ja(英語でのYes)」と言いたくなるけど、会えてないから「Nei(英語でのNo)」というべきか。いや、ノルウェー語では否定が入ってる疑問文の答えでは「Ja」ではなく、「Jo」のはず。思わず「Ja, jo, nei.. Nei , vi møtes ikke ofte」と答えてその後に整理してもらいました。
先生曰く「自分の答えにikkeが含まれるときの答えは常にNei」。「疑問文に否定が入ってるときに、自分の答えの文章に否定が入ってない場合は常にJo」。
Likte du den? (これ好きだった?) – Ja, jeg likte den. (うん、好きだった)
Nei, jeg likte den ikke.(いいや、好きじゃなかった)
Likte du ikke den? (これ、好きじゃなかったよね?)
- Jo, jeg likte den. (いや、好きだったよ)
-Nei, jeg likte den ikke.(うん、好きじゃなかった)
更に付加疑問文も同じで。
Likte dun den , ikke sant? (好きだったよね、違った?) -Jo, jeg likte den. (うん、好きだった)
-Nei, jeg likte den ikke . (いや、好きじゃなかった)
ってことで、改めて書いてみると、要するに質問に対しての肯定・否定で考えるよりも、自分の答えに否定が含まれているかどうかで判断されているのがよくわかります。あと、日本語に訳すからおかしくなるということも。
そう思いつつ、否定疑問文の答え方動画をさがしていたら、まさに日本語にどう訳したら答えを間違えなくなるかの動画を見つけました。
先生からはもう一つ例文を貰いました。
Er det sant at du ikke likte den? (これ好きじゃないってホント?)
これに関しては、聞いてるのは「好きじゃない」ことではなくて、「本当かどうか」なので、Ja, det er sant.(うん、そうなんだよね)という風にJaで答えてOKとのことでした。
Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。
二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。
現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。