ノルウェー語学習：入門編（日本語参考書だけで学ぶ編）

先日、アクセス解析をみてみたら、ノルウェー語学習に使っている教科書やアプリの紹介（数年前）の記事が需要があるようだったのと、最近これまでのノルウェー語学習についてきかれたので、改めてアップデート＆まとめたいと思います。

まずは日本語の参考書

英語と違ってノルウェー語の学習本は少なく、金額も割と高めです。私が一番最初に使ったのは、こちら。

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ノルウェー語の簡単な会話と、主な構文（文法）の概要が学べます。ただ、文法は各章にあわせてで纏まっているわけではないので、文法が纏まっているのであれば、こちら。

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「会話中心」とあったので手に取らなかったのですが、あとで購入したら文法がまとまってるのに気づきました。結局あまり使っていませんが（エクスプレスを完了してしまったから）、最初に手に取るなら、この2冊が良いと思います。

この時期に自分がしていたこと

ニューエクスプレス ノルウェー語 でノルウェー語を勉強している時期に、自分がやっていたことはこれです。

• Twitter, facebookでノルウェー語のニュースサイトをフォローする
• 自分の思ったことをノルウェー語で短い作文にしてみる（「今日は雨が降っている」程度の短い文）
• ノルウェー語の絵本を購入したり、ノルウェー語の絵本のアプリを購入して読む
• ノルウェー語のラジオを聞く(インターネットで聞けます。P4 Lyden av Norgeなど）

Twitterの良いところは、140字ということです。140字の場合、だいたい簡単なタイトルまたは概略だけでした（当時）。そして同じニュースサイトをfacebookでフォローすると、同じ記事が今度はもう少し詳細に表示されます。140字を眺めるだけから徐々に「あれ、この単語だけは知っている」となり、そのうち「あ、わかった！」となるのが楽しかったです。

「自分が思ったことや日常を短い作文にしてみる」では、以下に自分が単語を知らないかわかるので、こう話したければ参考書のどのパターンを使えばいいのかなどの復習になりました。

絵本はiPhoneの検索でnorskで検索すると絵本が出てきたのでそれでフォローしていました。さて、絵本を読んだり簡単な作文を書こうとすると必要になってくるのが辞書です。

日本語⇐⇒ノルウェー語辞書

最初に書きますが、日本語・ノルウェー語辞書、ノルウェー語・日本語辞書は充実していません。私が勉強し始めたときはオンライン辞書もあまりなかったので、色々購入しましたが、今はオンライン辞書やアプリも便利なのでそちらを使うのもありだと思います。

http://www.dict.com

ノルウェー語に限らず、また本気で新聞記事や小説を読もうとすると載ってない単語もありますが、ちょっとした文章の和訳と作文くらいなら、必要な単語は調べられます。名詞の性も記載されています。それでも、やっぱりじっくり紙の辞書で取り組みたい人向けに、辞書の特徴を下に記載します。

日本語・ノルウェー語辞書

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日本語・ノルウェー語辞典は単語は充実していますが、ノルウェー語の特長である「名詞の性」がわからないため、名詞の性で冠詞が変わるノルウェー語を使った作文をするには、改その単語の性を確認する必要があります。代わりに名詞がつよいのがこちら。
ノルウェー語分類単語集 。こちらは動詞は若干弱いですが、名詞には強いので、オススメです。

ノルウェー語・日本語辞書

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ノルウェー語の第一人者の森先生著の「ノルウェー語基礎1500語」は、タイトル通り必要な単語はほぼ載っていると思います。「ノルウェー語辞典」が3万円越えなことを考えると、購入するなら「ノルウェー語基礎1500語」のほうがお得です。ただ、やはり単語数は「ノルウェー語辞典」のほうが多め。ただし、「ノルウェー語辞典」の出版は1999年。「ノルウェー語基礎1500語」は1990年。どちらも20年、30年前のもの。「ノルウェー語基礎1500語」は絞った単語だけなのであまり感じませんが、「ノルウェー語辞典」ではスペルが古かったり、新しい単語はあまり掲載されていません。