ノルウェー語

ノルウェー語:være受動態と bli受動態の違いを学ぶ

昨日は久々にノルウェー語レッスンでした。久しぶりなので、ここのところ何をしていたかの会話から。「先週、先々週と忙しくてThe Voice Norge関連の更新が出来なかったから、土日に集中してやった」という話。「ノックアウトラウンドは動画は審査部分が除外されていてつまらない」とか。(そもそもの目的は審査してるモートンの言葉)

作文は前回時間がなくて次回に回したamazonの話。 これまでは、a-haのコンサートの話とか、KUROFUNEの話とか、ベルばら’45の話とか、割と音楽と宝塚ばかりだったので、割と自分の仕事に近いところにある話にしました。

今回、一番の収穫は「være受動態と bli受動態の違い」がわかったこと。 「(私のメールアドレスを無意識で不正使用しているユーザの使用を止めるという)約束を破られた」という文脈では、「彼らは約束を破った」のほうが自然だという指摘と共に、var brøtとすると「ずっと破っている」という文脈になり、約束を破るというの破った瞬間があることなので、この場合は「ble brøt」にするのが良いということ、逆に「(去年の秋に約束したのに、二週間前に再び)同じ人の個人情報が書かれているメールを受け取った」の「書かれている」は、「ずっと続いている状態」だから、「bli skrevet」ではなく「var skrevet」にするのが正しいということでした。

同じく「時間」の感覚の話は他にもあって、「(メールを受け取ってすぐに)amazonに電話して、なぜ問題が解決されてないのかを聞いた」の場合の「すぐに」は「snart」は使わず「med en gang」を使うとの指摘が。snartはまだやってないことに使う「すぐに」であって、既にやったことには使わないとのことでした。こういう使い方の違いって、なかなか辞書に載っていないので、なるほどと思いました。また、「なで問題が解決されていないのか」は過去形ではなく、過去完了形を使って「hvorfor de ikke hadde løst problemet」との指摘がありました。(過去の時点で続いてることだから)

辞書からは読み取れないシリーズとしては、「もし、その顧客がamazonにアカウントの復帰をお願いしても、amazonはその処理をストップする(ことになっている)」のところで私は「Hivs kunden ber om å bruke kontoen igjen, skal amazon stoppe den.」としていたのですが、こういうときは、skal ではなく kommer ~til å …を使って、 kommer amazon til å stoppe denを使うと指摘がありました。これは「skal」というのは自分の意志でその時に決めることなので、条件があってこの場合はこうするというときは kommer ~til å … を使うということでした。
また、「彼らは電話をしたが、繋がらなかった」の言い方として、私はDe ringte til kunden,men de kunne ikke snakke med .と書いたのですが、このkunne は「声などが出なくて電話出来なかった」のような状況を想定するので、こういう場合は「å få ikke tak i」を使うとのことでした。このtak、よく出てくるのでどんなものなのか聞いたところ、手に取ったものを示すそうで、転じてこういうときにも使えるのだそうです。

<その他の表現メモ>

  • アカウントを凍結する å lukke kont(en)
  • 注文書 bestillingsbekreftelse
  • ~に…を頼む・依頼する å be noen om å noe
  • 本物のであるとわかる Jeg forstår at den var ekte
  • ログインする å legge seg på
  • 去年の秋 I fjør høst 「Høsten i fjor」とは言わない
  • 連絡をとる kontakt noen   「kontake med noen」とは言わない

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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