日常/心

君が好きだと叫びたい(ファンとして出来ること)

以前にも少し書きましたが、去年の秋くらい、ちょうど72時間ホンネテレビと今嵌まってる「ドリフェスR!」の中で、「アイドルとは何か」というテーマが重なっていました。その時にふと思ったのが「じゃあ、ファンとしては何が出来るんだろう」と。

「ドリフェスR!」の第二話KUROFUNE回で、圭吾が勇人に「曲作らないくせに」と言われるシーンがあります。
それは、「綺麗な顔してんな」で勧誘された圭吾にとってはきっとショックだっただろうし、「その言葉は言っちゃ駄目だよな、ルックスいいけど曲作らないくせにってホント傷つくし」と思った瞬間、「あれ?私バンドしたことないのに言われたことあるのおかしくない?」と気づきました。
なぜ、言われたことがあるかといえば、モートンがルックスがよくて曲作らない人だったから(今は作る)です。

どういうわけか昔から、一部の人はファン=そのアーティストへの不満をぶつけていい相手 みたいに思っている節があります。
昔は内輪で済んだけど、最近はネットでもそういう人が目立つので、ファンサイトなんてやってると、かつては内輪(クラスメイトとか)で済んでいたことが、知らない人からも言われるようになるわけです。
今だと、相撲好きな人が同じ目に遭ってるんじゃないかな。十把一絡げで「ファンが甘やかすから助長するんだ」みたいなこと言われるの。

先日というか、ここ最近たまたまなのですが、私が好きな凰稀かなめさんの舞台があり、KUROFUNEのバトルライブがあり、a-haのヨーロッパツアーがあり、「新しい地図」関連も色々あり、私のTwitterのタイムラインは、「惚気」で溢れてます。
他にもね、三浦大知とか星野源とか、七海ひろきとか、その他沢山……本当に沢山の「好き」がタイムラインを埋め尽くしています。
それで気がついたんですが、七海さんはまあ、元々好きなのでおいておくとして、三浦大知さんのことはよく知らないのだけれど、縁あって繋がった人が流してるのをみてると、だんだん興味が湧いてくるわけです。
「今度機会があったらぜひ聞いて見よう」と思ったり。

ファンとしてはCDやDVDを購入したり、コンサートに行って売り上げに貢献するのは勿論そうなんだけども、こうやって「好きだ」「凄く素敵」と言い続けることで、「他の人の興味を惹く」というのも、十分に貢献なんじゃないかなと。
円盤を買えというのは一理あるのだけれど、CDをシングルもアルバムも全部そろえてって実は結構大変だったりするわけで、経済力がない中高生だと「あまり貢献してない」罪悪感を持ったりしかねないかと。でも、CDもアルバムしか買えない・限られたお小遣いでやりくりしていたとしても、ネットが繋がっているのなら「好きだ」と言い続けるのは、実にシンプルでかつ、効果が高いものだと実感しました。興味を持った人が、またCDを買うかも知れないし、本人に伝わって力になる可能性もあるという意味でも。

前述した絡んで来る人達の声って凄く大きい。でも、興味が他のターゲットに移るのもあっという間。
だからこそ、「好きだ」と言い続けることで、その人達が去って行った後に「荒れ地」にしないことが出来る気がします。
それにしても、今週のタイムラインは本当に幸せでした。a-ha関連の「MTV Unplugged最高!」もそうだし、他のも全て。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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