ノルウェー語

『Her På Berget』は、思った以上にテスト対策にぴったりだった&今週のメモ

以前に「『Her På Berget』 2016年版すごい」というタイトルで書きましたが、2章の最後の問題では更にすごいのが出てきました。これです。

Bergenstestでは、テーマと概要そしてコメントを350字で書くという問題があるのですが、その前哨戦みたいな問題が!a~dにかけて徐々に慣らせていくという感じでしょうか。aは、「子供の頃好きだった遊びについて」ですから、さほど難しくはありません。1章にも「ツアー広告を書いてみよう」というのがあったので、その似たタイプの問題です。bはディスカッション、cは自分の主張について。そしてd。「私たちのデジタル化された生活について、インターネットで記事を見つけて、その記事の主な主張とそれに対する自分のコメントを書きなさい」。これはまんま、Bergenstestパターンですね。もっとも、テストではネットサーフィンできないので、代わりに記事が載っているわけですが…。

2017年の初めて受験したときに、とあるブログに半年でこの教科書と「Det lille ekstra」等をやって合格したというブログを読んだのですが、この量を半年でやりきるのもすごいけど、2016年版は確実に問題自体が模試みたいなので、この教科書が思い切り試験対策になるのは納得です。扱っている情報もそうですけど(試験に出やすい内容)、問題集が2008年に比べて段違い進化していて、テストにぴったりです。

今週のメモ

先日のレッスンでは、この作文の直前くらいまでの問題を7ページ分くらい解いたのを提出してチェックしてもらいました。さんざん文法書で勉強したこともあって、関係詞が出てくる場合の副詞の位置は正解率が高かったです。ただ、これを「じゃあ、本を閉じて口頭で」と言われると途端に悩むんですよね…。まだまだですね。

今回も色々新しい言い回しや「そうだったのか」と思うようなことが出てきて面白かったです。「idet=~した途端、~するやいなや (例:出かけようとしたら、電話がなった=Idet vi skulle gå, ringte telefonen」「med mindre=もし~じゃなかったら」は、作文の幅が広がりそうです。あと、つい混乱する「i og med at」と「Til og med」は、「i og med at = Fordi, siden(だから)」で、「Til og med=~でも」と全然違うということでした。あと、「dekket bordet」(テーブルの準備が出来た)について、sette とか leggeとか使わないのかと聞いたところ、「dekke」は本来、覆うという意味があり、つまり、単に設置したのではなくて、テーブルを置いて上にテーブルクロスを引いてお皿の準備して…みたいな状況のことを言う層です。「å komme til dekket bord」だと、すっかり用意し終えたあるいは、用意がほぼ終わっている状況で「なんか手伝うことあるー?」みたいな感じで来たときに使うそうです。

意外だったのが「å gå i barnehage(保育園に通う)」です。以前に文法書のほうで、「学校に通う、大学に通う」は「å gå på skolen , å gå på universitetet」というようにpåだと学習していたので、「保育園(幼稚園)に通う」もå gå påだと思ってたんですよね。他に職場とかカフェとか映画館とかスキーがpåなので、能動的に何かをする事がある場合はpåのイメージだったんですよね。先生に聞いたところ「hage(庭)だから iかな」と言っていましたが。ちなみに、博物館はと教会「i」で劇場は「iでもpåでも」良いそうです。ちなみに、コンサートやミュージカルはpå。やはり、その場にいて思いっきり楽しむようなものや能動的な部分が多い場合はpå、少ない場合はiというのはありそうです。(教会や美術館も楽しみはあるでしょうが、静かにする場所であって自ら働きかけて何かすることは少なそう)。barnehageはどうでしょうね…。やはり、「先生が庭で面倒を見ている」イメージなのかもしれません。とりあえず、今後はそんなイメージで覚えておこうと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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