日常/心,  映画・曲・本の感想

続・何を表現したいか

ここのところ、立て続けに
『自分繁盛 最高の人生を創るお金とマインドの法則』
『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』
『一生お金に困らない生き方』
の3冊を読みました。

この3冊、共通するテーマは「自分の価値は自分で決める」なのです。
『自分繁盛 最高の人生を創るお金とマインドの法則』では、自分に薔薇を買うとしていくらの薔薇を買うかという話が出てきます。自分に似合うのは一本2000円の薔薇なのか、10本2000円の薔薇なのか。
そして、初任給は期待給であるとして、それ以降の時給は自分が生み出す価値を決めることで決まるのだと説いています。

『一生お金に困らない生き方』では、自分が全く働けないときに、自分はどれだけ貰って良いかという質問が出てきます。『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』も同様です。

あと、「一生懸命にならないこと」も共通してますね。「一生懸命やる」ということに目的をおいてしまうと、ずっとそこから抜け出せないからと。
『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』では、出来るだけ早く帰ることを考えて仕事をしろとあります。
長い時間働いてるのが良いのではないという典型的な例ですが。同時に、時間を区切る(早く帰ることと決める)ことと、何を生み出すかということにフォーカスすることで、より楽しく仕事が出来るのは良いですし、何を生み出すか・自分の価値をどう置くかということを、「周りからの評価」ではなく「自分で決める」に変えていくというのは、見失いがちではあるけれど、仕事上では本当に必要なことだと思います。

さて、自分の価値を自分で決めるということは、たとえば自分用の名刺(仕事のではなく)を作るときに、自分にはどんなキャッチフレーズが合うかということですよね。
私の場合、何があるかと考えると「Morten Harket.jp の中の人」とか(ここの自己紹介にも書いてますね)かな。
又、仕事ではどうなのかと考えたりすると、結局のところ、先日も書いた「何を表現したいか」という話に戻ります。幸い、仕事上では去年、キャリア設定のところに今までと異なることを書いた事や、今年の部署の方針もあり、プロジェクトマネジメントの研修と営業関連の研修を受講できるようになりました。

「何を表現したいか」と考え始めたところで、こういった転機が来るのはいいですね。やはり、「決心」するとことは動くのだと思います。プロジェクトマネジメント関連の本や研修を探していたところ、「公認モチベーション・マネジメント」という資格もみつけました。これは、仕事上で求められているプロジェクトマネジメントとは微妙に違いますが、まさに自分が勉強したいことそのものでもあるので、仕事上の研修とは別にこちらも並行して学ぶことに決めました。

ノルウェー語については、やはりモートンの表現する世界観や、Håvard Rem氏の詩の世界を理解したい、そしてそれを共有したいというのが一番で、そこから派生していろいろな事を知ったり、新たに表現したいものの幅が広がっていくことが自分のやりたいことだと改めて、この三冊の本を読んで思いました。勉強することを目的とするのではなくて、勉強することでより理解を深めることが目的なことを常に意識していきたいと感じました。『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』の中に、「それは投資か、浪費か」という指針があります。また、一番割に合う投資先は自分自身だという項目もあります。
モートンのサイトに関して言えば、ノルウェー語の勉強にかけている時間は週10時間くらいで、それプラス、レッスンの料金、サイトの維持費(ドメイン名維持費、サーバー維持費)を考えると、浪費にしては「高すぎる」費用がかかっているわけです。
まあ、翻訳のためにもノルウェー語レッスンを受けていることを考えて仮に半分としても、そこそこかけてますね。自分にとってこれは、「投資」だと個人的には思ってます。そうして、投資と考えるなら、ちょうど去年の今頃「自分のブロックとプロ意識」で書いたように、「自分はこれだけできます」と宣言しなくてはいけません。
先日、仕事で新たに担当となった場所にいる子から、新しい担当が私でほっとしたと周りが言っていたと教えてもらいました。これはとてもありがたいことで、引き続きそう思って貰えるようにありたいと思いますし、ノルウェー語についても、(20年やってきた仕事にはすぐには及ばなくとも)そう思って貰えるところまで行けたらいいなと思います。そうですね、出来れば…、仕事上でノルウェー語を使う機会が来たときに、ノルウェー語で普通に会話ができ、仕事もできるようなイメージで。まあ、今のところ、ノルウェーの会社と何かしてることはないんですが、言葉にするとその状況が起きることはありますからね。願いも込めて書いてみました(笑)。

ノルウェー語の翻訳は、モートンの記事とRemさんの詩の翻訳をとにかく優先ですね。その上で、面白い記事などがあったらここでも紹介していきたいと思います。

Morten Harket.jp (http://www.morten-harket.jp/)の中の人。 二児の母で、フルタイム勤務しつつ、ノルウェー語の勉強をしています。 現在、NORLAからサポートを受け、ノルウェー語の詩の翻訳を実施中。

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